AI導入インタビュー

PH AI Works が実際にお手伝いした導入先の経営者に、ご本人の言葉で振り返っていただきました。業種も規模もさまざま。費用や期間、成果まで公開しています。
※ プライバシー保護のため、お名前はイニシャル、細部は一部ぼかしています。金額は当時のもので、円・ペソ表記は概算です。制度や相場は変わることがあるため、最新の状況は個別にご確認ください。
Case 1. 日系飲食店のAI導入・集客サポート
ご相談者:Mさん・日系飲食店オーナー(マカティ・リトルトーキョー近く/約80席)
- ご相談者
- Mさん・日系飲食店オーナー(マカティ・リトルトーキョー近く/約80席)
- 時期
- 2025年
- 導入内容
- Webサイト刷新(WordPress)/SEO・GEO/SNS(Facebook)マーケのAI活用/AIチャットボット/メニュー更新の仕組み化
- 期間
- 相談 約1週間+構築 1〜2か月+研修後に本格運用(計 約2〜3か月)
- 費用
- 非公開(費用対効果は高いとの評価)
- 成果
- スモールKWで検索1〜5位を維持/単純な問い合わせの人手対応はほぼゼロ/集客・来客が増加

Q.AI導入の前は、どんな課題がありましたか?
A.ホームページが古すぎたこと、SNSでの集客がうまくいかないこと、それと電話対応の煩雑さですね。メニューも手書きで、変えるたびに手間がかかっていました。
Q.なぜ PH AI Works に頼んだのですか?
A.まず日本語でそのまま相談できること。しかも事務所がマカティのリトルトーキョーのすぐ近くで、ご近所にこれだけの実績を持つAIの専門家がいると知って驚きました。日本でもなかなか出会えない希少な存在です。ホームページからの集客や人件費を考えれば、AI導入はむしろかなり割安だと判断しました。
Q.具体的に何を入れたのですか?
A.まずWordPressでホームページを作り直し、最新のSEO・GEO対策でスモールキーワードを狙ったら、検索で上位に出るようになりました。Facebookを中心としたSNSマーケティングにもAIを活用して、アクセス分析や投稿づくり、作業の自動化を。さらにサイトにAIチャットボットを入れて、単純な問い合わせはAIが対応。メニューもパソコンで簡単に書き換えられる仕組みにしてもらいました。ゆくゆくはAIでライバル店も分析して、自分の店の改善や戦略に活かしたいです。
Q.導入の流れと期間は?
A.相談が1週間ほど、構築に1〜2か月。スタッフの研修期間を設けて、その2週間後くらいから本格的に運用を始めました。
Q.成果はどうですか?
A.スモールキーワードでの検索は、今も1〜5位をキープしています。単純な問い合わせを人が対応することはほぼなくなりました。SEO・GEOやSNSマーケが当たって集客・来客が増え、忙しくなって人を増やしたぶん人件費は上がりましたが、それを上回って売上が伸びたので結果オーライです。正直、最初は半信半疑でしたが、費用対効果は素晴らしいの一言です。
Q.導入で苦労した点や、これから考える方へひとこと。
A.苦労は、ほとんどありませんでした。私の方針やアドバイスをそのまま受け入れてもらえたので。強いて言えば、AIは進化が速いので『どれを入れるか』は少し迷いましたが、そこを専門家に相談して決められたのが大きかったです。これからAIを取り入れない事業者やお店は、どんどん遅れを取ると思います。
運営者メモ
飲食店のAI活用は「新しいお客様に見つけてもらう(SEO・GEO・SNS)」と「日々の手間を減らす(AIチャットボット・メニュー更新・自動化)」の両輪で効きます。Mさんのお店は立地と味という強みがあったので、あとは“見つけてもらう導線”を最新の方法で整えるだけでした。SNSマーケはSEO/GEOに比べて効果を数値で測りにくいのが正直な難点ですが、検索順位と来客の伸びははっきり出ています。
Case 2. マニラの美容院のAI導入・自動化サポート
ご相談者:Hさん・美容院オーナー(男性・40代・美容師歴20年)
- ご相談者
- Hさん・美容院オーナー(男性・40代・美容師歴20年・既婚)
- 時期
- 2025年
- 導入内容
- WordPressでサイト制作/AIでSEO・GEO(Google Analytics・Search Consoleの分析と改善を自動化)/AIチャットボット/AI顧客管理/AIマーケティング管理
- 費用
- 約60万円(デザインにこだわり)
- 期間
- 開発〜運用まで 約1.5か月
- 成果
- 問い合わせ・予約対応の人件費がほぼゼロに
Q.フィリピンで美容院を、というのは大きな決断ですよね。
A.日本で20年ほど美容師をやってきました。旅行で来たフィリピンの活気を見て、ここで開業しようと思い切ったんです。これだけ経験を積んだ人材は、日本でもなかなか出会えないと自負しています。
Q.なぜ PH AI Works に?
A.以前から運営者の方のお客さんだった縁で相談しました。日本語でそのまま話が通じて、AIの実績も申し分なかったので、迷いはありませんでした。
Q.具体的に何を導入しましたか?
A.WordPressでサイトを作り直し、SEO・GEOはAIに任せています。特にGoogle AnalyticsとSearch Consoleの分析・改善をAIで自動化してもらいました。あとはAIチャットボット、AI顧客管理、AIマーケティング管理も入れています。
Q.成果はどうですか?
A.いちばん大きいのは、問い合わせや予約対応の人件費がほぼゼロになったこと。以前はカット中でも電話が鳴るたびに、お客様を待たせて対応していました。今はその必要がありません。集客はむしろ抑えているくらいで、力を入れると来すぎてしまうんです。フィリピンの人口増の恩恵も大きいですね。
Q.これからAIを考えている方へ。
A.日本で衰退している美容業界とは雲泥の差です。正直、AIなしでの美容院経営はもう考えられません。
運営者メモ
美容院×AIは「予約・問い合わせの自動化」で人件費が一気に軽くなります。SEO/GEOのGA・Search Console分析を自動化すると、改善が回り続けるのが強み。Hさんは“腕”という強みがあったので、あとは見つけてもらう導線と対応の自動化を整えるだけでした。

Case 3. 海外アフィリエイトサイトのAI制作・運用サポート
ご相談者:30代男性・個人(IT初心者・マニラ近辺在住)
- ご相談者
- 30代男性・個人(IT初心者・マニラ近辺在住)
- 時期
- 2025年
- きっかけ
- 運営者が日本体育大学の出身と知って意気投合
- 事業内容
- 海外ClickBankの健康・スポーツ系アフィリエイトを狙った英語サイトの運営
- 導入内容
- WordPressでサイト制作/ドメイン取得・DNS設定・海外レンタルサーバ/ASP登録・アフィリエイト広告とサイト内広告の管理/Google Analytics・Search Console/SEO・GEO解析にAI活用/AIエージェントでブログ記事を半自動作成/運営上の注意(医療・金融系広告など)のアドバイス
- 費用
- 約3万ペソ
- 期間
- 制作 約1か月
- 成果
- SEO・GEOが効いて順調に売上増(数値は非公開)
- 今後
- AIチャットボットで利便性を上げ集客につなげたい
Q.なぜ英語のアフィリエイトサイトを?
A.日本国内の小さなマーケットではなく、英語でサイトを作れば海外の巨大な市場にアクセスできるからです。ClickBankの健康・スポーツ系の広告を狙いました。自分はIT初心者ですが、運営者の方が日本体育大学の出身と知って意気投合し、まるごとお任せしました。
Q.具体的に何をしてもらったのですか?
A.WordPressでのサイト制作に加えて、ドメインの取得、DNSの設定、海外レンタルサーバの用意、ASP(広告仲介サービス)への登録、アフィリエイト広告やサイト内広告の管理まで。さらにGoogle AnalyticsとSearch Consoleを入れて、SEO・GEOの解析にAIを活用し、AIエージェントでブログ記事を半自動で作れるようにしてもらいました。医療系や金融系の広告は扱いに注意が必要、といった運営上のアドバイスももらえて助かりました。
Q.期間と成果は?
A.制作は約1か月でした。SEO・GEOの効果が出て、売上は順調に伸びています(具体的な数値は秘密です)。
Q.AIを使ってみてどう感じましたか?
A.日本国内の小さな市場ではなく、海外の巨大な市場に英語サイトでアクセスできる。それをAIとAIエージェントが可能にしてくれた、というのが正直な実感です。IT初心者の自分でも、ここまで来られました。
Q.今後やりたいことは?
A.近いうちにAIチャットボットを入れて、訪問者の利便性をさらに上げ、集客につなげたいと考えています。
運営者メモ
海外アフィリエイトの強みは、英語でサイトを作って巨大な海外市場を狙えることです。ドメイン・サーバ・ASP・広告管理・解析と、設定の手間は多いですが、SEO・GEOの解析やブログ記事づくりをAI・AIエージェントに任せれば、IT初心者でも運用に乗せられます。医療・金融系の広告は規約が厳しいので、最初に注意点を押さえておくと安心です。
Case 4. オンライン英会話教室の大規模AIシステム開発
ご相談者:Cさん・オンライン英会話教室 運営(女性・30代)
- ご相談者
- Cさん・オンライン英会話教室 運営(女性・30代)
- 時期
- 2026年
- きっかけ
- 別事業(動画制作)で知り合った運営者に依頼
- 開発
- Next.jsによる大規模システム(予約・講師・教材・評価・集客・ブログ半自動生成まで)
- 予算
- 1千万円以上
- 期間
- 約3〜5か月
- 成果
- 順調に顧客を獲得(新規立ち上げのため導入前後の比較はなし)
Q.依頼のきっかけは?
A.もともと別の事業(動画制作)でお付き合いがあって、その流れで相談しました。
Q.どんなシステムを作ったのですか?
A.Next.jsで、かなり大規模に作ってもらいました。メールの送受信、スケジュール管理、顧客管理、サイト管理者と複数の講師の管理、授業スケジュール、評価管理、講師の評価管理、マーケティング管理、教材の作成と管理、教材と予約の紐づけ、ブログ記事の半自動生成まで——教室の運営に必要なものを、まるごとです。
Q.予算と期間は?
A.予算は1千万円以上、開発期間は3〜5か月ほどでした。規模が大きいぶん、しっかり時間をかけてもらいました。
Q.成果はどうですか?
A.新規の立ち上げなので「導入前と比べて」という比較はできませんが、おかげさまで順調にお客様が集まっています。最初から効率的な運営の仕組みがあるのは、本当に大きいです。
Q.これからAIを考えている方へ。
A.AIは、これからのオンライン英会話には必須のテクノロジーだと思います。導入しない教室は、これから衰退していくのではないでしょうか。
運営者メモ
オンライン英会話は「予約・講師・教材・評価・集客」が複雑に絡みます。これをNext.jsで一気通貫のシステムにまとめ、教材作成やブログ生成をAIで半自動化すると、運営の人手が劇的に減ります。新規立ち上げから最適な仕組みを入れられたことが、立ち上がりの速さにつながりました。

Case 5. 携帯ショップのAI接客・多言語対応・SNS自動化
ご相談者:携帯電話販売店(フィリピン人経営・マカティ/リトルトーキョー近く)※日本人のご紹介で導入
- ご相談者
- 携帯電話販売店(フィリピン人経営の個人店)
- 時期
- 2026年
- 経緯
- 知り合いの日本人が運営者に相談して導入
- 事業内容
- ロード(プリペイド)販売・修理・中古端末・アクセサリ販売
- 導入内容
- Messengerの定型問い合わせの自動・半自動返信/タガログ・英語・日本語の切替/予算と用途から機種をレコメンド/Facebook投稿(新着・値下げ・修理告知)の文章とサムネをAIで量産
- 費用
- 約3万ペソ
- 期間
- 約2〜4週間
- 今後
- AIスマートグラスで日本人への対面対応もスムーズに
Q.どんなお店ですか?
A.フィリピン人が経営する小さな携帯ショップです。ロード(プリペイド)販売に修理、中古端末、アクセサリと、収益源が複数あります。マカティのリトルトーキョーに近く、英語が話せない日本人のお客様への対応が、ときどき必要でした。
Q.課題は?
A.Messengerに「この機種いくら?」「在庫ある?」といった定型的な問い合わせがたくさん来て、その対応が地味に大変でした。
Q.何を導入しましたか?
A.まずMessengerの定型問い合わせに、自動・半自動で返信できるように。タガログ・英語・日本語を切り替えて対応でき、予算と用途を聞いて機種を提案するレコメンドも入れました。さらにFacebookの投稿——新着や値下げ、修理の告知——の文章とサムネイル画像を、AIで量産しています。
Q.成果はどうですか?
A.問い合わせ対応がぐっと楽になり、SNSの発信も止まらず続けられるようになりました。日本人のお客様にも、言葉の心配なく対応できます。
Q.今後やりたいことは?
A.ゆくゆくはAIスマートグラスを使って、日本人のお客様への対面対応もスムーズにしたいと考えています。
運営者メモ
小規模店こそ、定型問い合わせの自動返信とSNS投稿の量産がよく効きます。多言語(タガログ・英語・日本語)の切替は、マニラの日系エリアでは特に強み。低予算・短期間で「接客の手間」と「発信の継続」を同時に解決できる好例です。
Case 6. YouTubeチャンネルのアクセス解析・コンテンツ改善サポート
ご相談者:Hさん・YouTubeチャンネル運営者(30代・エンタメ/趣味系・マニラ近郊在住)
- ご相談者
- Hさん・30代(エンタメ・趣味系のYouTubeチャンネル運営/マニラ近郊在住)
- 時期
- 2026年初〜(継続中)
- 導入内容
- 週1回、Claude Codeでアクセス解析データを自動収集 → 改善レポートを自動生成 → 運営者と相談しながらコンテンツ改善
- 費用
- 非公開(継続サポート)
- 期間
- 約半年・継続中
- 成果
- アクセス数 約2倍/チャンネル登録者 約1.2倍
- 今後
- TikTok・Instagram・X のデータも自動解析・自動レポート化へ
Q.AIを使う前は、どんな状態でしたか?
A.YouTubeチャンネルを運営していたのですが、アナリティクスの数字をどう読んで次に活かせばいいのか、よく分かっていませんでした。正直、ほとんど感覚で動画を投稿していたんです。
Q.具体的に何を導入したのですか?
A.週に1回、Claude Codeでチャンネルのアクセス解析データを自動で集めて、改善レポートを自動で作ってもらう仕組みです。そのレポートをもとに、運営者の方と相談しながらコンテンツを直していく、という流れになりました。
Q.成果はどうですか?
A.半年ほどで、アクセス数が約2倍、チャンネル登録者が約1.2倍になりました。もともと内容には自信があって、わりと優良なチャンネルだったので、伸び率そのものは控えめに見えるかもしれません。それでも着実に伸びています。
Q.やってみて、いちばん感じたことは?
A.チャンネルを始めた最初の頃から、これを入れておけばよかった——というのが正直な気持ちです。立ち上げの段階から数字を見て改善できていたら、もっと早く、もっと大きく伸ばせたはずなので。そこは少し悔やんでいます。
Q.今後やりたいことは?
A.今はYouTubeだけですが、これからはTikTokやInstagram、Xのデータも同じように自動で解析してレポート化し、それぞれのコンテンツ改善を進めたいと思っています。
Q.これから考えている方へ、ひとこと。
A.結局これは、マーケティングの自動化のようなものなんです。おかげで、マーケティングのコンサルタントや、分析専用のスタッフを置く必要がなくなりました。個人で発信している人でも、AIがあれば専門のスタッフを雇わずに、数字に基づいた改善を回していけます。
運営者メモ
YouTubeをはじめSNSの運用は、『数字を見て、次の一手を決める』の繰り返しです。これをAI(Claude Code)による週1回の自動レポートに任せると、感覚頼みだった改善が仕組みに変わります。Hさんのチャンネルはもともと中身が良かったので、あとは数字に基づく微調整を積み重ねるだけでした。伸び率が控えめに見えるのは元が優良だからで、立ち上げ初期から入れていればもっと伸ばせたはず、というのは私も同感です。YouTubeで仕組みができれば、TikTok・Instagram・Xへ横展開するのも難しくありません。要は『マーケティングの自動化』で、専任のコンサルや分析スタッフを置かなくても改善を回せるのが、いちばんの強みです。
Case 7. ウェブサイトにPayPal決済とAIによる分析機能を導入
ご相談者:Kさん・日本食飲食店オーナー(40代・マニラ近郊在住)
- ご相談者
- Kさん・日本食飲食店オーナー(40代・マニラ近郊在住)
- 時期
- 2026年初頭〜(継続中)
- きっかけ
- サイトにPayPal決済を入れたかったが、以前作ったPayPalアカウントにログインできず先に進めなかった
- 導入内容
- PayPalサポートと連携した旧アカウント(BDO銀行口座を紐付け)の整理/サイト用に取得済みの.comドメインでの新規PayPalアカウント開設と、解放したBDO口座の再紐付け/サイトへのPayPal決済ボタン・リンクの設置/売上・マーケティングを分析するAIツールの導入
- 費用
- 非公開(継続サポート)
- 期間
- アカウント復旧〜決済設置 約2〜3週間+AI分析は継続中
- 成果
- サイトから直接PayPalで決済できるように/売上・マーケのデータをAIで分析し改善を継続
Q.どんな課題があってご相談されたのですか?
A.サイトでPayPal決済を受けられるようにしたかったのですが、以前作ったPayPalアカウントにログインできなくなっていて、そこで止まっていました。そのアカウントにはフィリピンのBDO銀行の口座を紐付けてあったのですが、登録に使っていたメールのドメインが失効してしまっていて……。自分ではどうにも手が出せず、お手上げの状態でした。
Q.そこをどう解決したのですか?
A.まずPayPalのサポートに連絡を取って、BDOの口座が紐付いたままになっている旧アカウントのほうを整理してもらいました。そのうえで、サイト用に取得しておいた.comドメインのメールで、新しくPayPalアカウントを作り直し、旧アカウントから解放されたBDOの口座を、そちらに紐付け直した、という流れです。
Q.サイト側はどうなりましたか?
A.新しいPayPalアカウントが使えるようになったので、サイトにPayPal決済のボタンや支払いリンクを一通り設置してもらいました。おかげで、お客様がサイトから直接お支払いできるようになりました。
Q.AIの分析機能というのは?
A.決済を入れるのに併せて、サイトの売上やマーケティングを分析してくれるAIツールも導入しました。数字を見ながら、どこをどう直せばいいかを一緒に相談できるので助かっています。これは今も続けてもらっているところです。
Q.なぜ PH AI Works に頼んだのですか?
A.正直、PayPalとBDOの紐付けの話は、英語でのやり取りも絡んで自分ひとりでは到底無理でした。日本語でそのまま相談できて、決済の復旧からサイトへの設置、その先のAI分析まで、まとめてお願いできたのが本当に大きかったです。
Q.これから考えている方へ、ひとこと。
A.海外で決済まわりのトラブルに当たると、本当に身動きが取れなくなります。そこを任せられる相手がいるのと、いないのとでは、ここまで違うのかと実感しました。
運営者メモ
海外でのオンライン決済は、PayPalのアカウントと現地銀行(今回はBDO)の紐付けでつまずくことが少なくありません。特に登録に使ったメールのドメインが失効すると、ログインも復旧も一気に難しくなります。今回は、PayPalサポートと連携して旧アカウントを整理し、サイト用の.comドメインで新しいアカウントを作り直して、解放した銀行口座を紐付け直す、という手順でほどいていきました。決済ボタンの設置まで通せば、あとはお客様がサイトから直接支払えます。さらに売上・マーケのAI分析を併走させると、『売れたかどうか』だけでなく『次にどこを直すか』まで数字で見えるようになります。決済とデータをセットで整えておくことが、これからの小さな店舗の強みになります。
Case 8. 英語のオンライン会議を支えるAIリアルタイム会議支援ツール開発
ご相談者:Aさん・オンラインショップ運営(女性・30代・マニラ近郊在住)
- ご相談者
- Aさん・オンラインショップ運営(女性・30代・マニラ近郊在住)
- 時期
- 2026年
- きっかけ
- 海外取引先とのオンライン会議の英語に苦労(B1レベル)。当初は10万円超の通訳スマートグラス購入を検討
- 導入内容
- Next.js製のリアルタイム会議支援ツール/Zoom・Google Meetの英語字幕を読み取り→和訳→最適な回答候補を3つ自動表示/事前に経歴・英語レベル・相手プロフィール・議題を入力/ChatGPT・Claude・Geminiから選択可/会議内容を保存しAIで分析
- 費用
- 約3万ペソ
- 期間
- 約2週間
- 成果
- 英語会議への不安が解消/高価なスマートグラスは不要に
- 今後
- オンラインショップのSEO・GEO、トラフィック分析も依頼したい
Q.まずは、事業の内容を教えてください。
A.マニラの近くで、ひとりでオンラインショップを運営しています。仕入れや新商品の話で、海外の取引先とやり取りすることが増えました。メールやチャットは辞書を引けば何とかなるのですが、困ったのはオンライン会議です。
Q.どんなところで困っていましたか?
A.私の英語はB1くらいで、ゆっくり話してもらえれば意味は分かります。でも会議だと相手は普通のスピードですし、聞き取りながら同時に「どう返そう」と考えないといけません。頭がいっぱいになって、結局「Yes」「OK」しか言えずに終わることもありました。大事な価格交渉で言いたいことの半分も言えなかったときは、本当に悔しかったです。
Q.最初はどんな解決策を考えましたか?
A.実は最初、通訳機能つきのスマートグラスを買おうと思っていました。でも調べると10万円以上するものが多くて、個人には大きな出費です。あきらめかけて相談したら「お使いのパソコンとZoomだけで、同じことの多くは実現できますよ」と言われて、目からうろこでした。
Q.作ってもらったツールは、どう使うのですか?
A.パソコンの画面を左右に分けて、左にこのツール、右にZoomやGoogle Meetを置きます。会議の前に自分の経歴・英語のレベル・相手のプロフィール・その日の議題を入力しておくと、相手が話したときにZoom側が出す英語字幕をツールが読み取り、日本語に訳してくれます。さらに、その場面にふさわしい英語の返答候補を自動で3つ出してくれるので、私はいちばん近いものを選んで話すか、少し自分の言葉に直すだけです。
Q.AIはどの会社のものを使っていますか?
A.ChatGPT・Claude・Geminiの中から、その時々で選べます。交渉のときはじっくり考えてくれるもの、雑談が多い会議のときは反応の速いもの、と使い分けています。一つに固定されていないので安心です。
Q.使ってみて、いちばん変わったことは?
A.英語の会議が怖くなくなったことです。前は予定が入るだけで気が重かったのに、今は「候補を出してくれるから大丈夫」と思えます。相手の話を取りこぼさなくなったので、こちらから質問したり条件を交渉したりもできるようになりました。結局、10万円以上のスマートグラスは必要なくて、今あるパソコンとZoomにこのツールを足すだけで十分でした。
Q.会議のあとに使える機能もあるそうですね。
A.はい。会議の内容を保存して、あとからAIで整理・分析できる機能もつけてもらいました。「あの取引先と前に何を話したか」「次回までに何を準備するか」を見返せるので、言った言わないのすれ違いも減りました。一人で事業をやっていると、こういう記録が地味に効きます。
Q.今後やりたいことは?
A.会議の不安はなくなったので、次はお店そのものを伸ばしたいです。検索やAIで自分のショップを見つけてもらうSEO・GEO対策や、どこからお客様が来ているかを見るトラフィック分析も、ぜひお願いしたいです。
運営者メモ
「高価な専用機器が必要だと思っていたことが、手元のパソコンと少しの開発で解決できる」という好例です。市販の通訳スマートグラスは10万円以上しますが、今回はその予算の一部で、Aさんの仕事の進め方に合わせたツールを用意できました。仕組みはシンプルで、ZoomやGoogle Meetが出す英語字幕を読み取り、事前に入れた経歴・相手・議題をふまえて、ふさわしい返答候補を3つ出すだけです。AIはChatGPT・Claude・Geminiから選べるので、会議の性格に合わせて使い分けられます。会議内容を保存してAIで分析できるようにしておくと、次の準備や交渉にも生きてきます。大切なのは最新機器をそろえることではなく、困りごとに合わせて必要な仕組みだけをちょうどよく作ることです。
